市民討議会の特徴

参加者の無作為抽出

住民基本台帳から無作為に抽出された500人の市民(未成年者を除く)の皆さんに案内状をお送りし、希望者を募ります。

参加者の有償性

無作為抽出により討議会に参加された方には、手当ならびに当日の食事代が支給されます。

専門家による情報提供

討議に入る前にそれぞれのテーマについて、行政はじめ専門家を招き、意見ならびに情報提供をうけます。情報の操作性をさけるため、異なった意見を聞けるよう複数からの意見を伺います。

市民報告書の発表

討議の結果はその都度、市民に対し行政関連機関・マスコミなどを通して公表します。

市民討議会のご案内が届いた場合は…

住民の方を無作為に選び、お名前とご住所のみを転記し、お誘いのご案内をお送りしました。

ご住所とお名前のリストは、お誘いのご案内をお送りするために利用し、市民討議会の参加手続が終了した段階(遅くとも市民討議会が終了した段階)で速やかに廃棄致します。

今回の「wellvoice たちかわ市民討議会」は、市民の知恵や感覚を行政などに反映させる新しい民主主義の形をつくりあげる、はじめの第一歩です。

是非ともご参加頂き、ご理解頂ければ幸いに存じます。至らない点は、多々あると思いますが、是非ともご理解とご協力の程よろしくお願い致します。

お問い合わせ先

社団法人立川青年会議所 事務局

東京都立川市曙町2-38-5 立川ビジネスセンタービル12F

電話:042−527−1001 FAX:042-527-6600

Mail:info@tachikawajc.or.jp

市民討議会とは?

地方分権の進む昨今、国や地方自治体でつくられる計画や条例などにおいて、市民の意見を取り入れる機会が増えてきました。しかしその手法は、公募型の審議会や委員会などが主であり、そこで意見を述べているのは関係者や専門家などの特定の市民であるのが実状です。

しかし、普段会社に勤め、家事を行い、子どもを育て、学校に通い、趣味にいそしむ、そんなごく普通の生活をするみなさんの声こそが本当の市民の声、社会の声として、行政に届け、生かしていくべき声ではないでしょうか。

個人の行政参画意識の高いドイツには「プラーヌンクスツェレ」と呼ばれる市民参画のシステムがあり、利害が複雑に絡む地域問題の解決などに大きな効果をもたらしています。解決しなければならない問題などを様々な視点から複数のテーマに分け、無作為に選ばれた市民や地域の住民がテーマごとに専門家などの意見を聞いた上で討議を行い、結論を導き、メディアなどを通じて発表していくものです。

「wellvoiceたちかわ市民討議会」は、この「プラーヌンクスツェレ」日本版をアレンジし、社会定着させる試みです。地域や社会が抱える問題を市民や地域住民が共有して考えるきっかけとなり、来るべき地域社会の再生の足がかりになるものと私たちは確信しております。

立川青年会議所では、より多く、幅広く市民のみなさんのご意見を伺う市民参画の方法として、「WellVoiceたちかわ市民討議会」を開催し、社会に定着させていきたいと考えております。

ぜひ、みなさんの声をおきかせください。

どんなテーマを話すのですか?

今回は無作為に抽出した市民の皆さんにより「市議会と市民の関わり」のテーマで、ディスカッションを行います。終了後、討議内容を発表し、有識者や会場の皆様と討議結果について意見交換を行います。