お豆腐とジャズのシャイなコラボ青年

出演者:比留間祐司

団体名:比留間豆腐店

みなさん、お待たせいたしました。
若者発掘プロジェクト第3弾は、武蔵村山市よりお届けします!

「比留間豆腐店」の4代目、比留間祐司君(33歳)。

家業である豆腐店を3代目のお父さんと営みながら、ジャズバンドCOG
(Cross Over Generation)のメインサックス奏者として活躍中です。

Cross Over Generation という名の通り、年齢層も30代~70代までと
幅広い年代の人達が集まって、武蔵村山(以下むさむら)の花火大会や
福祉施設などで演奏会を行っています。

普段の練習は週に1度、むさむら市民会館などで行っていますが、最近はフラダンスなど
の流行によって、練習場所を確保するのがなかなか難しくなっているそう。
皆のために練習場所を確保するのも比留間君の役目です。
「でも、家の部屋で練習しちゃってますけどね(笑)」

残念ながら、演奏中の写真は事情によりアップ出来ませんでしたので、お願いして
サックス持て来ていただきました↓↓

お父さんから譲り受けた、鈍い光が味のある素敵なサックス。

彼のサックスを見聞きした人たちは、
「彼の中には彼の不思議な音楽がある。
音楽を心から愛して、楽しんでいる姿がわかる。
そんな彼を見ていると、何だか自分も嬉しくて幸せを分けてもらっているような
感じまでしてしまうんです。」

彼自身は、将来こうしてやろう、とか、こうなりたい、とか、
強い想いは無いとの事。
けれど、「やっぱりお客さんが喜んでいる姿がうれしいんです」と笑顔で語ります。

それは家業のお豆腐も同じ。
4代目になる豆腐店も細々でもいいから続けて、今までファンでいてくれている
お客さんに喜んでほしいんです・・・

一日に200丁丹念に手作り。木綿、絹、寄せ豆腐、緑色の大豆を使った豆腐や
がんも、油揚げ。
変わり種で、油揚げにネギと味噌を挟んだお酒のお供や、偶然前回ブログのちーちゃんの
ドーナツと同じくむさむらの地域認定認証商品、「小松菜豆腐」も作っています。

「実は豆腐って奥深いんです。気温や湿度、水、にがりのタイミング、量等によって
本当に毎日違う顔を見せてくれます。
豆腐作りにかかわって15、6年経ちますが、未だに失敗するし、失敗の原因もわからない
事があります。
ちなみに小松菜豆腐は、今時期でないのでありませんので、緑色の豆を使った豆腐を
お見せしますね」


へええ~、これが緑の豆腐になるんですか~!

↑左側のちょっと白っぽく見えるお豆腐が、緑の豆を使ったお豆腐。

豆腐にしてしまうとほんのり程度にしか色が残らないそうですが、コクがあって
とっても美味!!

このお豆腐たちは、かたくりの湯、村山病院(旧の方)、
養護学校、保育園等にお届けしているそうです。

ときどき伊勢丹の特設コーナーでも販売しているのだとか。

人前に出たり、最前線に立って話をしたりするのが苦手、と本人は言いますが、
これからは同年代の音楽をしている人たちともっと交流していきたいと
多摩市のバンドにも所属して、積極的に人の輪を広げているそうです。

自らは多くを語らない比留間君ですが、人を引き付ける優しい笑顔が印象的な、
隠れた情熱を見せる素敵な青年でした!!

比留間豆腐店
〒208-0004 東京都武蔵村山市本町3丁目1−5
042-560-0154
武蔵村山市役所すぐです!
↓↓ 場所
比留間豆腐店

聞き手:江郷勝哉・三鴨加奈子
撮影:江郷勝哉
記事:三鴨加奈子

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