ガールズ競輪の増茂るるこ選手

写真① 若者発掘プロジェクト――今回の地域で活躍する若者のご紹介はこちら立川競輪場からお届けします。
立川競輪場は昭和26年より開設された全国的に有名な競輪場。

KEIRINグランプリの開催は19回を数える競輪ファンなら誰もが注目する競輪場です。
そんな立川競輪場に2012年より新たな魅力が加わったのはご存知でしょうか?
 ガールズケイリン
女子選手によるプロスポーツです!

 

写真② 今回取材させて頂くのは増茂るるこ選手(23)。ガールズケイリン1期生です。

増茂選手にお会いするため、普段はなかなか降りることの出来ないバンクへ。
バンクは降りてみると、とにかく広い、大きい!そんな風に少々興奮気味に周りを見渡していると一台の自転車が通り過ぎます。「増茂選手では!?」と思うも、とても話しかけられる雰囲気(というかスピード)ではなく、しばらくして意を決して取り次いでもらいお会いしました。

写真③ こちらが増茂るるこ選手。
ガールズケイリンの選手にして東京女子体育大学に通う現役の女子大生です。
お会いしての第一印象は礼儀正しく、気さくでとてもお話しやすい方でした。

お話を聞く前にお願いをして、練習風景を見せて頂きます。

 

 

 

写真④ 写真⑤

写真⑥ 写真⑦
自転車にも触らせてもらいました。とにかく軽くて、速く走るのに必要なもの以外は一切なくシンプル。まさに競うための道具といった感じです。
ローラーでの練習では、増茂選手はお話をしながら軽~く自転車をこいでいたのですが、聞いてみると時速30キロほど出ているそうです。不安定なローラーの上でさすがのバランス感覚に驚きです。

写真⑧ その後お話を聞かせて頂きました。
増茂選手は高校生の時はサッカーをされていました。ガールズケイリンの選手になったのは、立川競輪場内でアルバイトをしていた事がきっかけだそうです。2010年11月にガールズケイリンを知り、勧められ、また家族の後押しもあって、それまで競輪、自転車競技について全く知識がなかったにもかかわらず、翌年2月には競輪学校へ進むことを決めました。
5月に競輪学校入学。翌12年3月卒業。競輪学校では素人だった自分が自転車競技を経験してきた他の選手たちに追いつくのが楽しかったと話します。競輪学校ではお化粧の授業もあったそうでガールズケイリンならではですね。

写真⑨ ガールズケイリン1年目、全国を回りながら1期生同士での競争はとても楽しかったと増茂選手は話します。地方の競輪場にはそれぞれに特徴があり、立川は屋外なだけあって、とにかく1周が長い。ちなみに増茂選手が得意なのは平塚競輪場で今まで3度優勝しているそうです。
2年目の今期は2期生も加わりレースが難しくなったそうです。ですが、それもやりがいがあると毎日努力を続けています。

 

ガールズグランプリにいつも入る選手になりたい――競輪を極めたい。

写真⑩ 競輪の魅力は自転車の動力が人間というところ。全身の力を使って出すスピード感。ギャンブルとしてだけではない、スポーツとしての魅力を知って貰いたい。多くの人が集まる立川にあって競輪場にももっと色々な人に足を運んでほしい。
増茂選手の想いです。

 

 

 

写真⑪ ガールズケイリンは現在トップ10が強いそうで、また来期には3期生も加わります。増茂選手はレースがより難しくなると話していましたが、ファンにとっては楽しみがいっぱいです。その中でたくさんの想いをもって走る増茂選手を今後も応援したいと思います。

皆さんお時間がありましたら立川競輪へ!

 

 

ガールズケイリンHP http://www.girlskeirin.com/

たちかわ競輪HP http://www.tachikawakeirin.jp/

聞き手:吉田 健洋・岩田 麻樹・丸山 瑞枝

記 事:吉田 健洋

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