【国立の魅力を発信!】

「めざすは国立で市をあげての音楽フェス!」

そう夢を語るのは国立FMの西連寺泰弘さん。

2011年スタートのまだまだ小さなFMラジオ局。国立市、富士見通りのビルの3階~5階を友人とシェアオフィスにしてできたスタジオに訪問して来ました。

top写真コーヒー

≪  アーティストな風貌の西連寺さん≫   ≪頂いたコーヒーもちょっとオシャレ≫

 

もともとは映像・音楽の制作を手掛けていた西連寺さん

単に受注したものだけを世に出すだけでなく、自分たち裏方の想いも発信したい。そのための音楽番組をやりたい。そうした願いのもと、手にした方法…

 

それはラジオ。

 

国立にコミュニティFMがないところに着眼、ネットラジオでやるよりミニFMでやることの方が公共的なメディアに広がりを感じ、ではやってみようじゃないかと始めたのがきっかけでした。

「『国立FM』って響きもいいじゃないですか(笑)」

と、最初は気軽な気持ちでのスタートだったそうです。

 

放送している番組は、音楽番組はもちろんのこと、学生による学生のための就活情報や地域情報の番組、国立マダムによる女性のライフスタイルを伝える番組などを、まだ数こそ多くはないですが放送しています。また、ビジネス系の番組も企画中だそうです。

国立FM

メディア関係の方ならではの考え方で、「伝え方」・「発信の仕方」には常に思いを馳せている西連寺さん。フェイスブックやツイッターなどもただ闇雲に取り組むのではなく、機を見て本格的にプロモーションしていきたいと、少し慎重さを見せていられたりもします。

 

 

国立FMのやり方も少し変わっています。   インタビュー模様

「自分たちの魅力って外から入ってきた方が強く感じるんじゃないかなと思って…逆輸入的なイメージで…」

日本の魅力が海外の人の評判を通じて日本人に伝わるように、外に発信した国立の魅力を市外の人を通じて国立の市民に伝わる事で、新たな魅力発見につながるのでは?「コミュニティFMは内(地域)に向けて発信することが多いですが、国立FMはあえて逆に外に発信する側の路線で攻めてみようかなと思っています」

では国立の魅力を国立FMを通じてどれだけ発信していけるのでしょうか?

 

「『影響力のある発信者を増やしていくこと』ワークショップ

それが地域を盛り上げる一つのキーワードだと思います」

そこで、個人個人が影響力のある発信者となるために、番組パーソナリティ育成のためのワークショップなどを行うことで、発信力を向上させる機会を作っていきたいと考えているそうです。

「そうすることで同時に自分自身の発信力も上げたいというのが本音ですが(笑)」

                     《パーソナリティ養成ワークショップ》

 

また、地元に根差していくことを意識してやっていくこと、地元に何か貢献できないかなと思い始めたことがきっかけで、西連寺さんは国立市の商工会青年部の活動もされています。

様々なイベントを積極的に企画していく商工会の活動にも魅力を感じ、昨年末には『ミュージックフェア』という市内数か所でライブを行うイベントにも積極的に参加・設営をされました。

 

「せっかく国立にいるのだから国立で遊びたいと思っています。」

国立FMを通じて将来的には『フェット・ド・ラ・ミュジーク(パリ音楽祭)』のような大きな音楽フェスを行えるようになり、大いに盛り上がれたらゴール!

その為の影響力を持ったメディアになりたいと思っているそうです。

 

映像・音楽制作の仕事を続けながらの国立FMの運営。不定期な休みや、また夜遅くまでの仕事となってしまうことも多いそうです。

「土日は出来るだけ休んで、ゆっくり家族サービスをしたいですね…」

と、家族想いでもある西連寺さん。家族で音楽フェスの街中をゆっくり歩く姿が見られるよう、僕たちも応援しています!

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国立FM(88.8MHz)

※ネット配信も行っています。

www.kunitachifm.com

 

聞き手:中村、宮﨑

記事:中村

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