野菜から始まる立川のまちづくり!

出演者:藤原 祥乃さん

今回、我々が取り上げさせて頂く若者は、株式会社まちづくり立川の事務局長・藤原祥乃さんです。

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株式会社まちづくり立川さんの中で有名な事業はなんといっても立川南口で地元の野菜を中心に販売している「のーかる」です。のーかるでは1日に2回立川を中心とした農家さんから直接集荷を行っており、常に地元の新鮮な野菜が店頭には並びます。まだ行ったことのない方はぜひ一度訪れてみてください。

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まちづくり立川は主に4つの事業をおこなう予定です。1つ目は冒頭に紹介した「のーかる」を代表とする事業である「地域経済活性化」。2つ目は事務代行、広告PR代行、共同購入組織の運営を行う「商店街支援」。3つ目はシェアスクール運営、子育て支援、高齢者支援を行う「街の魅力創造」。最後に行政との連携、公益事業者との連携を行う「公共事業の連携・サポート」の4本柱です。

事業を始めた経緯は、まず「立川南口まちづくり協議会」という組織があり、そこでは立川の発展を促進する活動を行っており、その中で今後もっと多くの活動をするには、会社を立ち上げた方がより活動しやすいという結論に達し、始まったのがまちづくり立川でした。設立メンバーは自身の会社や組織を持っているので、常駐できる人を探すことになり、会社設立のサポートにあたっていたたましん担当者の方の紹介で藤原さんと出会い、打診され、事務局長として就任されました。

藤原さんは香川県高松市出身で今年3月に5一橋大学を卒業されたばかりです。学生時代は「NPOくにたち富士見台人間環境キーステーション」という団体に所属し、谷保駅近くで大学生が集まりカフェの運営、八百屋、貸しホール、雑貨屋、お祭りやイベント活動を4年間行っていました。その時から、まちづくりに関わるような仕事が出来たらいいなとの思いはあったとの事でした。その後進路についていろいろ悩んでいた時期に、本事業を知り設立メンバーと知り合い、意気投合してはじめられました。ご両親は、当時まだ活動実績の無い会社に入社することへ反対は一切なく、むしろ応援してくれたそうです。

今後の展望について、まず「のーかる」に関しては、収穫体験イベント、漬物教室などの野菜にまつわるイベントを企画予定しているそうです。また株式会社まちづくり立川としては空き店舗対策のマッチングを行っていきたいとのことでした。これからも藤原さんのご活躍に注目です。

 

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地元農家のとれたて野菜「のーかる」

住所:立川市柴崎町3−14−3(JR立川駅南口徒歩7分)

営業時間:11:00〜19:00

電話:042−512−5415

 

 

 

聞き手:前田、丸山、吉田

カメラ:吉田

記 事:前田

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