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理事長挨拶

社団法人立川青年会議所
理事長 金子 幹広


2010年度理事長を務めます、金子幹広と申します。どうぞよろしくお願いいたします。


立川青年会議所(JC)は立川・国立・武蔵村山の3市 を仕事や生活の主に基盤とする、約100名のメンバーで構成されています。各々が時間を出し合いながら、よりよいまちづくりのための「積極的な変化」を日々求め、青少年の健全育成、産業・文化向上を通じた地域振興といったさまざまな事業を行っています。さらに研修や諸会務運営の勉強等、広範な分野にわたる活動を通じ、多くの学びの機会を提供すると共に、多様な業種から集まる仲間と交流を深める機会があります。


また、国内に700余ある各地青年会議所のネットワークを活かし、都内、国内、さらには112の加盟国からなる国際青年会議所(JCI)へと、視野を地域から世界へと大きく広げるチャンスもあります。立川JCでは2008年に80ヶ国のJCメンバーと共に「JCI国際アカデミー」を開催しました。参加者や地域の通訳ボランティア・ホストファミリーと築いた「絆」を糧に、新たな国際交流への試みも始まっています。


JCの活動は20歳から40歳まで、40歳を迎えると自動的に満期退会=「卒業」を迎えます。この「青年」と呼ばれる限られた時間をいかに過ごすべきでしょうか。私自身JCに入会以来、いろいろな事業を経験してきた中で、時には運動の方向性をめぐる意見の対立や、事業運営における衝突も経験してきました。しかし仕事とはまた違った、職業も立場も異なった仲間同士による損得抜きの「ぶつかり合い」、そこから生まれる業種や年の差を超えた未来へと続く友情……地域に生きる人として、何ものにも代え難い財産を得る機会が、JCにはあります。


誰しも、手帳に未知の新たなスケジュールを書き込むことは、大きなエネルギーを必要とするもの。でもまず「とりあえず、これならできるかな…」といったことからでも構いません。一つずつ、地 域、社会、未来のために、一歩を踏み出してみませんか。皆さんのご参加ご入会を心よりお待ち申し上げます。